けしの実は、室町時代インドよりもたらされたと言われ、江戸時代初期より、大阪、堺、和歌山周辺で盛んに栽培されるようになりました。
このけしの実を、小豆のこしあんを餅皮で包んだものにまぶし出来上がったものが「けし餅」です。
延宝年間において本邦最初の珍菓として登場して以来、各界名士のご愛顧はもとより全国菓子博覧会における幾多の賞碑の受賞等、全国的に名声を博し、現在に至っております。
※けし餅は生ものですのでお早めにお召し上がりください。
消費期限は製造日から4日となります。
いにしえの堺の町は南蛮貿易が栄え、海外からの珍しい産物がここを通って わが国へ紹介された例も多く、ケシの実もそのひとつで室町時代インドから もたらされたと言われ、堺の近郊で盛んに栽培されておりました。
安土桃山 時代に移り、千利休によって広められた茶の湯の習慣は堺の地で多くの和菓子を生み出し、そのひとつにケシの香味を生かして考案されたのが、「けし餅」です。
当社は、延宝年間の創業で、以来三百数十年、研鑽を積み重ねて けし餅一筋に家伝の製法を守り続けて今日に至っております。
小島屋のけし餅は登録商標でございます